今の日本は、世界で一番の高齢化社会を迎えているといわれています。
これに伴い、政府は国民のための住みやすい日本の有り方を真剣に求められています。
福祉政策の現場の最前線で働く職場に、社会福祉主事が位置づけられます。
この資格は、20歳以上で、人格が高潔で、思慮が円熟し、社会福祉の増進に熱意を持っている者であり、さらに、
@大学などで厚生労働大臣が指定する社会福祉に関する科目34科目のうちいずれか3科目以上履修し卒業し
A厚生労働大臣が指定する養成機関(専門学校等)または、講習会の課程を修了した
B厚生労働大臣が指定する社会福祉事業従事者試験に合格したのいづれかに該当する者にあたえられる「任用資格」です。
これは、日本の一部の大学に設置されている「通信教育課程」でも、取得する道が開かれています。
その中で、実績があるので知られているのは、「中央福祉学院」「日本社会事業大学」でしょう。
1年制の通信教育課程があり、決められた単位を取得すると、「社会福祉主事任用資格」が取得できます。
今の日本が抱えている福祉充実という課題に応えるためでしょうか、これ以外にも、通信教育で「社会福祉主事任用資格」が取得できる大学が増えてきています。
大阪芸術大学短期大学部 、吉備国際大学大学院 、九州保健福祉大学 、九州保健福祉大学大学院 、近畿大学九州短期大学 、近畿大学豊岡短期大学 、星槎大学 、聖徳大学 、聖徳大学短期大学部 、第一福祉大学 、中部学院大学 、帝京平成大学 、東京福祉大学 、東京福祉大学短期大学部 、東京未来大学 、東北福祉大学 、日本福祉大学 、佛教大学 などで通信教育で「社会福祉主事任用資格」が取得できるようです。
ですが、大学によれば、入学の条件として、社会福祉事業の職場(公務員を除く)に、受講期間中勤務することを規定する場合も有りますので、入学案内を良く見た上で、申し込む必要があります。
また、大学によっては、1年制出ないところもあるようですから、これも良く調べて決められることをお薦めします。